頭皮アートメイクは何回で完成する?施術回数・期間・リタッチの目安を詳しく解説

頭皮アートメイクは何回で完成する?施術回数・期間・リタッチの目安を詳しく解説

はじめに

頭皮アートメイクを検討されている方から、カウンセリングでよくいただく質問のひとつが、「何回くらいで完成しますか?」というものです。

一度の施術で終わるのか、何回か通う必要があるのか。通うとしたら、どのくらいの期間がかかるのか。これから始めようとされるとき、回数や期間の見通しが立たないままでは、予定も立てにくいですし、不安も残ると思います。

この記事では、頭皮アートメイクの施術回数や、完成までの期間、そしてリタッチの目安について、当院での実際を交えながらお話しします。回数や期間には個人差がありますので、あくまで目安として読んでいただけたらと思います。

結論|推奨回数が3回、ただし薄毛の範囲によって変わります

スカルプアートメディカでは、頭皮アートメイクは3回を目安に、色素の定着を確認しながら段階的に仕上げていきます。

当院での施術計画の目安は、次のとおりです。

・施術回数:3回
・施術と施術の間隔:約3週間
・完成までの期間:約2か月

必要な回数や期間は、カバーする範囲、ご希望の仕上がり、頭皮の状態や色素の定着具合によって変わります。すべての方が3回・約2か月で完成するという意味ではありません。

また、完成までに複数回行う施術と、完成後に薄くなった色を補う「リタッチ」は目的が異なります。それぞれの考え方を、以下で詳しく解説します。

頭皮アートメイクの施術回数について、頭皮の状態を確認しながら説明するカウンセリング風景

なぜ1回では完成しないの?

色素は、少しずつ定着していくため

頭皮アートメイクは、頭皮に色素を入れていく施術ですが、1回でそのまま100パーセント定着するわけではありません。初回の施術後は、身体のバリア機能が働くため、色素の定着率は一般的に30~40%程度とされています。

また、頭皮アートメイクはドットで毛根を再現する技法です。施術直後から2~3日かけて1.5倍~2倍ほど濃く発色するため、初回からドットを密に入れ過ぎると、発色した際にドット同士がつながり、不自然な仕上がりになる可能性があります。そのため、初回はあえてドット同士に適度な間隔を空けて施術を行います。

色素の定着には個人差があるため、一度で理想の濃さを目指すのではなく、複数回に分けて様子を見ながら密度を上げていくことが大切です。そうすることで、色が抜けすぎたり、逆に濃く入りすぎたりするのを防ぎ、より自然でバランスの良い仕上がりに近づけることができます。

自然な仕上がりを目指すため

一度の施術で一気に仕上げようとすると、濃くなりすぎたり、周囲の髪や地肌となじまず浮いて見えたりすることがあります。

頭皮アートメイクで大切なのは、周囲の髪や頭皮となじみ、自然に見える仕上がりです。回数を分けて、少しずつ濃さや密度を調整していくほうが、結果として自然な仕上がりに近づけやすくなります。

色の定着を確認しながら調整するため

複数回に分ける、もうひとつの理由が、前回の色の入り具合を確認できることです。
1回目の施術後、色がどのくらい定着したかを見てから、2回目でどの部分にどの程度足すかを判断していきます。
実際の定着を見ながら微調整できるからこそ、その方に合った仕上がりに近づけられます。一度きりでは、この「確認しながら調整する」工程が取れません。

頭皮アートメイクはどのくらいの期間で完成する?

施術と施術の間隔

当院では、施術と施術の間隔を、3週間ほど空けていただくようご案内しています。
これは、入れた色素が十分に定着し、頭皮が落ち着いた状態で次の施術を受けていただくためです。間隔が短すぎると頭皮に負担がかかりやすく、色の定着具合を正確に確認しづらくなります。適切な間隔を空けることで、より自然できれいな仕上がりにつながります。

完成までの目安

3回の施術を、3週間の間隔で受けていただくと考えると、完成までの目安はおおよそ2か月ほどになります。
ただし、これも回数と同じで、範囲や色の定着具合によって前後します。広い範囲をカバーする場合は、もう少し回数がかかることもあります。焦らず、頭皮の状態に合わせて進めていくのが、結果的にいちばんの近道だと考えています。

通院スケジュールの考え方

お仕事やご予定との兼ね合いで、通院のペースが気になる方もいらっしゃると思います。
3週間おきという間隔を目安にしつつ、ご都合に合わせてスケジュールを調整することもできます。大事なご予定がある場合は、それも含めてカウンセリングでお伝えください。完成の時期から逆算して、無理のない通院計画を一緒に考えていきます。

頭皮アートメイクの施術間隔や仕上がりを、症例画像や色素を見ながら説明するカウンセリング風景

回数だけでは決まりません|当院が施術計画で大切にしていること

ここまで回数や期間の目安をお話ししてきましたが、実際の施術計画は、回数という数字だけで決まるものではありません。当院では、次のような点を確認しながら、その方に合った計画を立てていきます。

薄毛やカバーしたい範囲

どのくらいの範囲をカバーしたいのかは、施術計画の土台になります。分け目だけが気になるのか、頭頂部の広い範囲なのか、生え際なのか。範囲によって、必要な回数も期間も変わってきます。

ご希望の仕上がり

どんな印象を目指したいかも、大切な要素です。しっかりとカバーしたいのか、ナチュラルに整えたいのか。ご希望によって、色の入れ方や回数の考え方が変わってきます。

色素の定着状態

前の施術で色がどのくらい定着したかは、次の施術の進め方を左右します。定着の仕方には個人差がありますので、実際の入り具合を見ながら、その都度計画を調整していきます。
頭皮の状態を確認しながら計画を立てます

頭皮に赤みや炎症、乾燥などがないか。その時々の頭皮の状態も見ながら進めていきます。
つまり、施術計画は最初に立てて終わりではなく、実際の定着具合や頭皮の状態を確認しながら、その都度施術内容を調整していきます。このように経過を見ながら進めることで、お一人おひとりに合った自然な仕上がりを目指すことができます。

リタッチとは?完成までの施術との違い

リタッチとは何ですか?

リタッチとは、いったん完成したあと、時間の経過とともに薄くなってきた色を入れ直す施術のことです。
頭皮アートメイクは、永久に同じ状態が続くものではありません。時間が経つにつれて、色は少しずつ薄くなっていきます。その薄くなった部分を補い、仕上がりを保つために行うのがリタッチです。

リタッチは何年くらいで必要になりますか?

当院では、施術完成後2〜3年を一つの目安に、色素の残り方やご希望に応じてリタッチをご案内しています。決まった年数ごとに必ず受けるものではありません。

完成までの施術との違い

完成までの施術は、ゼロの状態から色を入れ、仕上がりをつくっていく工程です。一方、リタッチは、いったんできあがった仕上がりを維持していくための施術です。
目的が違うため、リタッチでは全体を一からやり直すのではなく、薄くなった部分を中心に補っていくことが多くなります。

予定どおり完成を目指すために大切なこと

施術後の注意事項を守る

入れた色素をきれいに定着させるためには、施術後の過ごし方が大切です。
施術後しばらくは、頭皮を強くこすらない、施術部位を清潔に保つ、長時間の直接的な紫外線を避けることなど、いくつかの注意事項をお守りいただく必要があります。
これらを守られないと、色の定着が不安定になり、結果として回数が増えてしまうこともあります。詳しい注意事項は、施術のときにお伝えします。

適切な間隔で施術を受ける

3週間という施術間隔には、色素の定着を待ち、頭皮を落ち着かせるという意味があります。間隔が空きすぎても、逆に詰まりすぎても、計画どおりに進みにくくなることがあります。一方で、ご都合により施術間隔が長く空いてしまっても、色素の定着率に大きく影響するわけではありません。
ただし、完成までの期間はその分長くなる場合があります。
無理のない範囲で、適切な間隔で通っていただくことが、理想の仕上がりにつながります。

気になることは早めに相談する

施術のあいだに、色の入り具合や仕上がりについて気になることが出てきたら、早めにお伝えください。
小さな不安のうちに共有していただければ、次の施術で調整できることもあります。「こんなことを聞いていいのかな」と遠慮される必要はありません。気になる点は、そのつどお聞かせください。

頭皮アートメイク施術後の注意事項について説明するカウンセリング風景

よくある質問

Q. 1回だけでも施術できますか?

1回の施術を受けていただくこと自体は可能です。ただし、頭皮アートメイクは複数回に分けて仕上げていく施術のため、1回だけでは色の定着や仕上がりが十分でないことがあります。自然な仕上がりを目指すには、3回を目安に受けていただくのがおすすめです。

Q. 施術と施術は、どのくらい期間を空けますか?

当院では、3週間ほど空けていただくようご案内しています。入れた色素の定着を待ち、頭皮が落ち着いた状態で次の施術を受けていただくためです。

Q. リタッチは何年後に必要ですか?

完成後2〜3年が一つの目安ですが、決まった年数ごとに必ず受けるものではありません。色素の残り方やご希望に応じて検討します。目安より早く色の薄れが気になる場合もありますので、年数にかかわらず、見た目が気になったときにご相談ください。

Q. 予定より施術回数が増えることはありますか?

色素の定着状態や、ご希望の仕上がりによっては、当初の目安より回数が変わることもあります。特に、施術後の注意事項が守られなかった場合や、広い範囲をカバーする場合には、回数が増えることがあります。経過を見ながら、その都度ご相談しながら進めていきます。

まとめ

頭皮アートメイクは、一度の施術で完成するものではなく、多くの方が3回を目安に、少しずつ仕上げていきます。色素の定着を確認しながら密度を上げることで、自然な仕上がりを目指す施術です。

当院では、施術の間隔を3週間ほど空け、頭皮の状態や色素の定着を確認しながら施術を進めています。ただし、必要な回数や期間は、薄毛の範囲やご希望の仕上がりによって変わります。カウンセリングでは、お一人おひとりの状態に合わせて、回数や期間の目安をご案内いたします。

完成後のリタッチは2〜3年を一つの目安とし、色素の残り方やご希望に応じてご案内します。決まった年数ごとに必ず受けるものではありません。年数にかかわらず、色の薄れや見た目が気になった際にご相談ください。

「自分の場合は何回必要で、総額はいくらになるのか」
「仕事や予定に合わせて通えるのか」
その見通しを、無料カウンセリングで具体的にご相談いただけます。

スカルプアートメディカでは、頭皮の状態やご希望の仕上がりを確認し、施術範囲・回数・総費用の目安と、無理のない通院スケジュールをご提案します。

お悩みやご希望を伺い、不安な点もご納得いただけるまで丁寧にご説明します。その場で施術を決めていただく必要はありません。

自分に必要な回数・費用を無料で相談する

この記事の監修医師

佐上 徹

スカルプアートメディカ 院長

佐上 徹 Toru Sagami

医師 頭皮アートメイク専門

頭皮アートメイク(SMP)の安全基準策定に携わる。技術・安全・倫理の3観点から施術基準を整え、患者が安心して受けられる環境づくりに取り組む。

医師プロフィールを見る

本記事は上記医師が内容を確認・監修しています。掲載内容は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療の代わりにはなりません。

現在のページ

  1. ホーム
  2. コラム
  3. 頭皮アートメイクの基礎・施術
  4. 頭皮アートメイクは何回で完成…