以前より分け目が広くなった気がする。髪を整えても、時間がたつとつむじの地肌が目立ってしまう。
髪の変化が気になり始めると、照明の下や後ろ姿が気になったり、髪型を決めるのに時間がかかったりすることがあります。
そんな地肌の透けを目立ちにくくする方法の一つが、頭皮アートメイクです。
頭皮に細かな点状の色素を入れ、周囲の髪との色の差を調整する医療施術です。髪そのものを増やすわけではありませんが、分け目やつむじの見え方を整える選択肢になります。
ただし、誰にでも同じ仕上がりが期待できるわけではありません。どの程度カバーできるかは、残っている髪の量や頭皮の状態によって異なります。
実際の女性症例とともに、施術でできること、費用、注意点をご紹介します。
女性の頭皮アートメイクは、どんな悩みに向いている?

頭皮アートメイクを検討する部位として多いのが、分け目やつむじ、頭頂部などです。
例えば、分け目を変えても地肌が白く見える、髪を結ぶと地肌が気になる、汗や湿気で髪がぺたんとすると薄く見える。こうした悩みに対し、現在の髪を生かしながら地肌の見え方を調整します。
方法は、頭皮に毛根のような細かなドットを重ねるものです。地肌と髪の色の差が小さくなることで、透けた部分が目立ちにくくなることがあります。
一方、髪がほとんど残っていない広い範囲や、生え際の形を大きく変えたい場合などは、希望する見え方が難しいこともあります。
施術できるかどうかは、気になる面積だけでなく、周囲の毛量や髪色、今後の薄毛の変化も含めて判断します。
髪が増えるわけではない?薄毛治療との違い
頭皮アートメイクを考える前に知っておきたいのは、発毛を目的とした薄毛治療とは役割が違うことです。
薄毛治療では、原因に応じて内服薬や外用薬などを使い、発毛や抜け毛の抑制を目指します。
一方、頭皮アートメイクには髪を生やしたり、抜け毛を止めたりする作用はありません。あくまで地肌の見え方を整える施術です。
急に抜け毛が増えた、頭皮に炎症がある、原因が分からないまま毛量が減っている場合は、まず医師に相談する必要があります。
薄毛治療と頭皮アートメイクの併用を検討できる場合もありますが、治療内容や頭皮の状態によって判断が異なります。
当院の女性症例|分け目の見え方はどれくらい変わる?
文章だけでは、頭皮アートメイクの仕上がりを想像しにくいかもしれません。
そこで、当院で公開している女性の施術例をご紹介します。
まずは、ご自身と近い年代や髪の状態の写真を見てみてください。ただし、髪の太さや毛量、施術範囲によって結果は異なります。
54歳女性|分け目・頭頂部の症例
左:施術前 右:施術後
分け目から頭頂部にかけて、地肌の見え方を調整した症例です。施術後の写真では、色素を入れた部分と周囲の髪との見え方を確認できます。
- 施術内容:医療頭皮アートメイク(FIXER)
- 施術範囲:75㎠
- 施術回数:3回
- 同条件の現行通常料金:265,000円(税込)
- 主なリスク・副作用:赤み、腫れ、痛み、かゆみ、感染、アレルギー反応、色ムラ、色素のにじみ・経年変化、傷跡など
25歳女性|分け目の症例
左:施術前 右:施術後
比較的若い年代でも、分け目の地肌が気になることがあります。この症例では50㎠の範囲に2回施術しています。
- 施術内容:医療頭皮アートメイク(FIXER)
- 施術範囲:50㎠
- 施術回数:2回
- 同条件の現行通常料金:154,000円(税込)
- 主なリスク・副作用:赤み、腫れ、痛み、かゆみ、感染、アレルギー反応、色ムラ、色素のにじみ・経年変化、傷跡など
※症例の年齢・施術面積・回数は当院公式症例ページに掲載された情報です。料金は2026年10月13日時点の同条件の通常料金であり、各症例の施術当時の実際の支払額ではありません。症例当時の具体的な施術期間・支払額は確認できません。写真は仕上がりの一例であり、同じ結果を保証するものではありません。撮影条件や髪の分け方によっても見え方は変わります。
近くで見ても自然?仕上がりを左右するポイント
頭皮アートメイクを検討する女性にとって、気になるのが仕上がりの自然さではないでしょうか。
特に分け目やつむじは、髪を動かしたときや明るい照明の下で見え方が変わる場所です。
仕上がりを考えるときは、ドットの大きさや濃さだけでなく、周囲に残っている髪とのバランスが大切です。
色を濃く入れれば地肌の透けが目立たなくなる、という単純なものではありません。周囲の毛量に対して色素が濃すぎると、不自然に見える可能性もあります。
また、施術後も薄毛が進んだ場合、色素を入れた部分と周囲とのバランスが変わることがあります。
今の髪型だけを基準にせず、将来の毛量や髪型の変化も考えて範囲を相談することが大切です。
当院の頭皮アートメイクは何回必要?費用の目安
スカルプアートメディカでは、施術面積と回数に応じた料金プランを用意しています。
小さな分け目だけを整えたい場合と、頭頂部まで広く施術したい場合では、必要な面積が異なります。
料金の一例をご紹介します。
| 施術面積 | 回数 | 通常料金(税込) |
|---|---|---|
| 25㎠まで | 2回 | 89,000円 |
| 50㎠まで | 2回 | 154,000円 |
| 75㎠まで | 3回 | 265,000円 |
※2026年10月13日時点の通常料金です。モニター料金には別途適用条件があります。
施術間隔は約3週間が目安ですが、頭皮の回復や色素の定着を確認しながら進めます。
最初から何回必要と決められるとは限らないため、希望する見え方と施術範囲を確認し、総額の説明を受けてから検討するとよいでしょう。
スカルプアートメディカの料金表を確認する痛みやダウンタイムは?施術前に知っておきたいこと
頭皮アートメイクでは針を使用するため、施術中にチクチクとした刺激を感じることがあります。痛みの程度には個人差があり、施術部位や体調によっても異なります。
また、施術後には赤みや腫れ、かゆみ、かさぶたなどが生じる場合があります。感染やアレルギー反応、色のにじみ、希望と異なる仕上がりなどのリスクもあります。
色素は時間とともに薄くなることがありますが、必ず完全に消えるわけではありません。持続期間は2〜3年程度が目安とされていますが、色の残り方には個人差があります。
洗髪はいつからできる?
当院では、施術後24時間は施術部位を濡らさないようにご案内しています。24時間が経過した後は、シャンプーを使わずに洗髪できます。シャンプーの使用は施術2日後からとしています。
施術した部分を強くこすったり、かさぶたを無理にはがしたりしないよう注意してください。頭皮の状態によって個別の指示がある場合は、そちらを優先します。
サウナやプール、激しい運動などの再開時期についても、施術時の説明を確認してください。
リタッチは必ず必要?
色素が薄くなってきた場合は、リタッチを検討できます。ただし、一定の年数ごとに必ず受けるものではありません。
現在の色素の状態や頭皮の状態を確認し、必要な範囲を相談します。
施術後の色素の変化やリスクについては、頭皮アートメイクの失敗・後悔・デメリットでも詳しく説明しています。
白髪や髪色が明るい場合も施術できる?
女性の場合、白髪染めをしていたり、髪色を明るくしていたりする方もいらっしゃいます。
頭皮アートメイクは、使用する色素と現在の髪色とのバランスも仕上がりに関わります。
当院で使用している色素は「FIXER THE BLACK」です。白髪の割合が多い場合や髪色が明るい場合には、地肌とのなじみ方を確認する必要があります。
希望する仕上がりが難しい場合もあるため、髪色だけで判断せず、実際の毛量や頭皮の状態を確認したうえで施術の適応を相談してください。
スカルプアートメディカで相談できること

写真を見て興味を持っても、自分の分け目やつむじに同じような施術ができるのかは、実際の頭皮を確認しなければ分かりません。
スカルプアートメディカでは、医師が施術の適応を診察し、その指示のもと、所定の研修と認定試験を修了した看護師が施術を担当しています。
無料カウンセリングでは、次のような点についてご相談いただけます。
- 今の分け目やつむじに施術できるか:毛量や頭皮の状態、施術が難しい部分も含めて確認します。
- どこまで地肌の透けを目立ちにくくできるか:周囲の髪とのバランスを考えながら、希望する仕上がりを相談します。
- 完成まで何回・いくらかかるか:施術面積、回数、総額、リタッチ条件などを確認します。
頭皮アートメイクが適しているかどうかを知ることも、カウンセリングの大切な目的です。
今の髪の状態でどのような見え方を目指せるのか、費用はいくら必要なのか。気になることを確認したうえで、施術を受けるかご検討ください。
まとめ|女性の髪の悩みに合う方法を考える
分け目やつむじの地肌が気になると、髪型を工夫したり、パウダーなどで目立たなくしたりと、毎日のケアが増えることがあります。
頭皮アートメイクは、そうした地肌の見え方を整える選択肢の一つです。ただし、髪を増やす治療ではなく、色素が長く残る可能性や施術に伴うリスクもあります。
自分の頭皮に施術できるのか、どのような仕上がりを目指せるのか。その判断に必要な情報を、まずは医療機関で確認してください。