アートメイクとは?メリットとデメリットについて

アートメイクとは?メリットとデメリットについて

朝、眉を描いてもなかなか左右がそろわない。汗をかくとアイラインがにじんでしまう。最近は、髪の分け目から見える地肌も気になる。

そんな毎日の悩みをきっかけに、アートメイクを調べる方もいるのではないでしょうか。

洗顔しても落ちないのは便利そう。でも、皮膚に色素を入れると聞けば、痛みや安全性、何年も色が残ることが気になるものです。

医療アートメイクには、眉やアイラインの形を整える施術のほか、頭皮の地肌を目立ちにくくする施術もあります。ただし、それぞれ目的や仕上がり、施術後の注意点は異なります。

まずはアートメイクの仕組みを知り、メリットだけでなく、受ける前に考えておきたいデメリットも確認していきましょう。

医療アートメイクとは?普通のメイクとの違い

医療アートメイクについて相談する女性のイメージ

医療アートメイクは、専用の針を使って皮膚に色素を入れ、眉やアイラインなどの形や色を整える施術です。

普通のメイクとの大きな違いは、クレンジングで簡単に落とせないことです。

汗をかいたり顔を洗ったりしても色素は残りますが、時間とともに薄くなることがあります。ただし、必ず完全に消えるわけではありません。

いつでも描き直せるメイクとは違い、色素が長期間残る可能性を考えてデザインを決める必要があります。

アートメイクは医療行為です

日本では、針を使って皮膚に色素を入れ、眉毛や毛髪などを描くアートメイクは医療行為に該当します。

医師が施術するほか、医師の指示のもとで看護師が診療の補助として行うことができます。

施術を受ける際は、医療機関であることに加え、医師の診察体制や施術を担当する人の資格、施術後のトラブルへの対応も確認しておきましょう。

アートメイクにはどんな種類がある?

アートメイクは、施術する場所によって目的が違います。

眉毛アートメイク

眉の形や濃さ、左右のバランスを整える施術です。

自眉が薄い方や、毎朝の眉メイクに時間がかかる方などが検討することがあります。

施術後もメイクがまったく必要なくなるとは限りませんが、眉の形の目安があることで、描きやすく感じる方もいます。

一方、入れた色素を簡単に消すことはできません。後から細い眉に変えたいと思っても、調整が難しい場合があります。

アイラインアートメイク

まつ毛の生え際周辺に色素を入れ、目元の印象を整える施術です。

アイラインがうまく引けない、汗でにじみやすいといった悩みから検討する方もいます。

ただし、目元は繊細な部位です。施術後の腫れや感染などのリスクがあり、希望する形への変更も簡単ではありません。

頭皮アートメイク

頭皮アートメイクは、分け目やつむじ、頭頂部などに毛根のような細かなドットを入れ、地肌の透けを目立ちにくくする施術です。

髪を増やす治療ではありませんが、今ある髪を生かして地肌の見え方を整える方法として検討できます。

スカルプアートメディカでは、この頭皮アートメイクを提供しています。

専用機器「FIXER」を使用し、医師の診察のもと、所定の研修と認定試験を修了した看護師が医師の指示に従って施術を行います。

当院の頭皮アートメイクについては、ヘアアートメイクの仕組みと薄毛治療との違いでも紹介しています。

医療アートメイクのメリット

毎日のメイクの手間を減らせることがある

眉を左右同じように描こうとして、何度も描き直してしまう。そんな方にとって、眉の形の目安ができることはメリットの一つです。

施術後も好みに合わせてメイクで調整することはありますが、以前より短い時間で仕上げられると感じる方もいるでしょう。

汗や洗顔で簡単には落ちない

鏡で眉の仕上がりを確認する女性のイメージ

運動をしたあとや、汗をかきやすい季節に、眉やアイラインのメイク崩れが気になる方もいると思います。

アートメイクは皮膚に色素が入っているため、通常のメイクのように汗や洗顔で落ちるものではありません。

ただし、施術直後から普段どおりに洗顔や運動ができるわけではなく、皮膚が回復するまでのアフターケアが必要です。

頭皮の地肌を目立ちにくくする方法にもなる

頭皮アートメイクの場合は、髪の分け目やつむじなど、地肌が気になる部分の見え方を補うことが目的です。

毎朝、ヘアパウダーやスプレーを使っている方にとっては、別のカバー方法を考えるきっかけになるかもしれません。

ただし、髪の密度や頭皮の状態によって施術の適応は異なり、必ず希望する見え方になるとは限りません。

医療アートメイクのデメリットとリスク

メリットがある一方で、施術を受ける前に理解しておきたいことがあります。

1.色素が長く残り、簡単には消せない

アートメイクを受けるとき、特に考えておきたいのが将来のデザインの変化です。

今は気に入っている眉の形でも、数年後には好みが変わるかもしれません。頭皮の場合も、髪型や毛量が変わると、色素を入れた部分の見え方が変わる可能性があります。

時間とともに色が薄くなっても、必ず完全に消えるわけではありません。

除去には別の処置が必要になることがあり、皮膚への負担や費用も生じます。完全に除去できるとは限らないため、長く付き合う可能性のあるデザインとして考えることが大切です。

2.痛みや赤み、腫れなどが生じることがある

アートメイクは針を使用する施術です。痛みの感じ方には個人差があり、施術部位や皮膚の状態によっても異なります。

施術後には赤み、腫れ、かゆみ、かさぶたなどが生じる場合があります。

旅行や結婚式など、大切な予定の直前に受けたい場合は、回復期間も考えて日程を決める必要があります。

痛みが心配な方は、自己判断で鎮痛剤を服用せず、事前に医師へ相談してください。

3.感染やアレルギー、希望と異なる仕上がりのリスクがある

皮膚に針を使う施術である以上、感染や色素へのアレルギー反応、傷跡などのリスクがあります。

色素が思ったように定着しない、色ムラができる、経年変化によって色味や輪郭が変わるといった可能性もあります。

また、アレルギー反応が時間をおいて現れることもあります。事前に検査したとしても、すべての反応を予測できるわけではありません。

アレルギー歴や皮膚疾患、使用中の薬がある場合は、診察時に伝えてください。

4.複数回の施術や追加費用が必要になることがある

アートメイクは、1回の施術で必ず完成するわけではありません。

施術後の色素の残り方を確認しながら、必要な部分を調整して仕上げることがあります。

また、完成後に色が薄くなってきた場合は、リタッチを検討することもあります。

初回料金だけでなく、完成までの施術回数と総額、将来のリタッチ料金も確認しておきたいところです。

アートメイクは何回必要?どのくらい持つ?

必要な施術回数や持続期間は、施術する部位や皮膚の状態によって異なります。

当院の眉毛アートメイクは、基本的に2回に分けて仕上げます。2回目は初回から3〜4週間後が目安です。

頭皮アートメイクでは、施術範囲や希望する見え方に合わせて1〜3回の料金プランを用意しており、施術間隔は約3週間を目安としています。

眉毛・頭皮ともに、色素の持続期間として2〜3年程度が一つの目安ですが、個人差があります。

これは2〜3年経てば完全に消えるという意味ではありません。

施術回数について詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

施術を受ける前に確認しておきたいこと

医療アートメイクの注意点について相談する女性のイメージ

症例写真を見て「こんな仕上がりにしたい」と思っても、自分の肌や頭皮に同じような施術ができるとは限りません。

そのため、施術を決める前に、次のような内容を確認しておくとよいでしょう。

  • 希望する部位に施術できるか
  • 施術を担当する人の資格や医療体制
  • 希望するデザインで対応できること、難しいこと
  • 完成までの回数と総額
  • 施術後のアフターケアとリタッチ条件
  • 仕上がりや体調に問題が生じた場合の対応

料金だけでなく、症例写真や施術者の説明も判断材料になります。

疑問が残っている場合は、その場で決めずに、納得できるまで確認してください。

施術後の洗顔や運動はいつからできる?

アートメイク後は、施術した部分の皮膚が回復するまで刺激を避ける必要があります。

かさぶたや皮むけが生じても、無理にはがさず、強くこすらないようにしてください。

洗顔やメイク、保湿剤の使用、サウナ、運動などを再開できる時期は、施術部位や皮膚の状態によって異なります。

眉毛と頭皮ではアフターケアも同じではありません。

当院の頭皮アートメイクでは通常、施術当日は洗髪を控え、翌日はお湯のみ、施術2日後からシャンプーを使用するようご案内しています。ただし、個別の指示がある場合はそちらを優先してください。

施術後に赤みや痛みが強くなる、腫れが広がる、膿が出るなどの症状がある場合は、医療機関へ相談してください。

アートメイクとタトゥーはどう違う?

アートメイクとタトゥーは、いずれも皮膚に色素を入れるという共通点があります。

アートメイクは主に眉やアイラインなどの見た目を整える目的で行われますが、施術目的や技法には違いがあります。

ただし、「アートメイクは皮膚の表面にしか色素を入れないので、自然にすべて消える」という説明は正確ではありません。

アートメイクの色素も長く残ることがあり、簡単に落とせる施術ではありません。

そのため、流行や今の好みだけでデザインを決めないことが大切です。

分け目やつむじが気になる方へ|当院の頭皮アートメイク

眉やアイラインと同じように、髪の悩みにも、日々の生活の中で負担に感じることがあります。

分け目を変えても地肌が目立つ。つむじが気になって後ろ姿を確認してしまう。ヘアパウダーを使っているけれど、汗や色移りが心配。

こうした悩みに対し、頭皮アートメイクは、今ある髪を生かしながら地肌の見え方を整える選択肢になります。

ただし、髪を生やす治療ではありません。急に抜け毛が増えた場合や、頭皮に炎症がある場合などは、まず医師による原因の確認が必要です。

スカルプアートメディカでは、医師の診察によって適応を判断し、その指示のもと、研修と認定試験を修了した看護師が頭皮アートメイクを施術します。

専用機器「FIXER」を使用しますが、機器の性能だけで仕上がりが決まるものではありません。残っている髪の量や頭皮の状態に合わせ、施術する範囲を検討します。

当院の頭皮アートメイク料金の一例

通常料金は、施術面積と回数によって異なります。

施術範囲 回数 通常料金(税込)
25㎠まで 2回 89,000円
50㎠まで 2回 154,000円

※2026年10月13日時点の公式通常料金です。必要な施術範囲や回数には個人差があり、リタッチは別料金です。モニター割引には適用条件があります。

施術面積・回数別の料金表を見る

また、当院では女性・男性それぞれの症例を公開しています。ご自身の髪の状態と近い症例を見て、施術のイメージを考えることもできます。

女性の頭皮アートメイク症例を見る

男性の頭皮アートメイク症例を見る

無料カウンセリングでは何を相談できる?

「私の分け目でも施術できる?」「どのくらい地肌を目立ちにくくできる?」「完成まで何回通うの?」

こうした疑問は、実際の頭皮の状態を確認しながら相談できます。

当院の無料カウンセリングでは、希望する施術範囲、必要な回数、費用の目安などをご案内しています。

希望する仕上がりが難しい場合もあります。その点も含めて説明を受け、施術するかどうかを検討してください。

まだ施術を決めていなくても、「自分の髪の状態で受けられるか知りたい」という段階からご相談いただけます。

頭皮アートメイクの無料カウンセリングはこちら

※フォーム送信時点では仮予約です。お申し込み後、スタッフからご連絡します。

まとめ|アートメイクは、便利さだけでなく将来の変化も考えて

医療アートメイクには、毎日のメイクの手間を減らしたり、地肌の透けを目立ちにくくしたりするメリットがあります。

一方で、色素が長く残ることや、簡単にデザインを変えられないこと、痛みや感染などのリスクもあります。

自分が何を変えたいのか、そのためにどんな施術が必要なのか。メリットとデメリットの両方を知ったうえで、納得できる方法を選んでください。

参考資料

スカルプアートメディカ|公式の施術案内

頭皮アートメイクを、
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